ディプロマットクリームとはカスタードクリームと泡立てた生クリームを合わせたクリームのことです。フランスではクレーム・ディプロマットやクレーム・レジェールといいます。
濃厚なカスタードクリームにふんわりとしたホイップクリームを合わせるため、食感が軽くなります。
タルトやアントルメのクリームとして用います。本来、フレジエにはカスタードクリームにバターを加えたムースリンヌクリーム、ミルフィーユにはカスタードクリームなどの重めのクリームを用いますが、クリームを軽い食感にしたい場合にはこのディプロマットクリームを使います。
ディプロマットクリームに必要な材料や道具、作り方を説明します。
- 調理時間:30分
- 冷蔵時間:1時間
[フランス語名]
クレーム・ディプロマット Crème diplomate
クレーム・レジェール Crème légère
ディプロマットクリームの材料
牛乳 | 250g |
卵黄 | 40g(卵2個分) |
グラニュー糖 | 45g |
コンスターチ | 15g |
薄力粉 | 15g |
生クリーム | 100g |
生クリームは乳脂肪分が30%以上のものを使用してください
必要な道具
- 片手鍋
- 泡立て器
- スパチュール/ヘラ
- ボウル
- ラップ
- 皿
- 泡立て器/ミキサー
- ゴムベラ
ディプロマットクリームの作り方
ディプロマットクリームはカスタードクリームを作って冷やして、泡立てた生クリームと混ぜ合わせてつくります。
1. カスタードクリームをつくりましょう
まずは、カスタードクリームを作って冷やします。カスタードクリームが冷えるのに1時間程度かかるので、必要な時間から逆算して作りましょう。
カスタードクリームの作り方はこちらのリンクをご覧ください。
2. 生クリームを泡立てましょう
ボウルに生クリームを入れて、泡立て器(ハンドミキサー)で泡立てます。しっかりとツノが立つまで泡立てます。
3. クリームを合わせましょう
別のボウルに冷やしたカスタードクリームを入れて、泡立て器でなめらかになるように混ぜ合わせます。
泡立てた生クリームを半分加えて、ゴムベラで混ぜ合わせます。
クリームが混ぜ合わさったら、残りのカスタードクリームを加えます。なめらかなクリームになったらできあがりです。
絞り袋に入れるなどして、アントルメの土台として使いましょう。
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以上、クレーム・ディプロマットの基本の作り方でした。
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