りんごタルトはフランスの家庭のお菓子として定番です。さまざまなりんごタルトがありますが、今回はもっとも簡単な作り方で、サブレ生地にりんごを並べて焼くだけの作り方です。クリームなどを加えていないので、りんごをストレートに味わえます。
パティスリーでも定番ですが、家庭でもよく作られます。りんごが余ったら作るくらいの定番です。
りんごタルトはフランス語でタルト・オ・ポム(Tarte aux pommes)と言います。pommeはりんごという意味です。
りんごタルトの構成や作り方、材料や道具を詳しく説明します。
- 調理時間:45分
- 焼成時間:30分
[フランス語名]
タルト・オ・ポム Tarte aux pommes
タルト・オ・ポムの構成
タルト・オ・ポムはサブレ生地を敷いて、生のりんごをのせてオーブンで焼成して作ります。
タルト・オ・ポム
= サブレ生地 + りんご
タルト・オ・ポムの材料
直径22cmのタルト型1台分
サブレ生地の材料
薄力粉 | 250g |
グラニュー糖 | 125g |
バター | 150g |
卵 | 50g(Mサイズ1個分) |
バターは使う直前まで冷蔵庫に入れておきます。
タルトの中身
りんご | 中サイズ3個 |
無塩バター | 20g |
グラニュー糖 | 10g |
シナモンパウダー | 好みで適量 |
必要な道具
- 直径22cmのタルト型
- めん棒
- 片手鍋
- ペティナイフ
- 刷毛
タルト・オ・ポムの作り方
タルト生地をつくって敷いて、りんごを並べて生地と一緒に焼いていきます。
1. サブレ生地を作りましょう
サブレ生地を作ります。タルト型に敷き、冷蔵庫に入れて冷やしておきます。サブレ生地の作り方はこちらのリンクをご覧ください。
オーブンを180℃に予熱し始めます。
2. りんごを切りましょう
りんご(3個)の皮を剥き、種を取り除きます。りんごを横方向に1mm程度の厚さに薄く切ります。
3. 成形しましょう
サブレ生地の底にシナモンとグラニュー糖(10g)をふります。好みで好きな量を加えます。
サブレ生地の外側からりんご並べていきます。りんごは少し重なるようにして並べていきます。形のきれいなりんごは表面に並べて、端っこのりんごは中央部分のりんごの底に敷きます。
りんごをなるべく薄く切ると3層に並べることもできます。
さらにりんごの表面に好みでグラニュー糖とシナモンをふります。バター(20g)は細かく適当に切り、りんごの上に置きます。
5. 焼成しましょう
180℃のオーブンに入れ、35分〜40分焼きます。
りんごから水分が出ますが、しっかり焼くことで水っぽさがなくなります。表面のりんごがしなっとしてこんがりと焦げ目の焼き色がついていたらできあがりです。
以上、タルト・オ・ポムの基本の作り方でした。
こちらの記事も参考にご覧ください。
おいしい知識を手に入れよう!お菓子のレシピから学ぶフランス語講座
フランスのお菓子は世界的に有名ですが、なぜそのおいしさに魅了されるのでしょうか?
「お菓子のレシピから学ぶフランス語講座」では、フランスのお菓子作りの秘訣を探りながら、同時にフランス語を学ぶ貴重な機会を提供しています。
この講座では、本場フランスのお菓子のレシピをフランス語で読み解きながら、フランス語を習得します。マドレーヌ、タルト、シュークリームなど、フランスでも定番のお菓子のレシピを通じて、フランス語の基礎から応用まで幅広く学ぶことができます。
フランス語の勉強が初めてでも大丈夫!当講座では基本的なフランス語表現から、食材や道具の名前、作り方までを丁寧に解説しています。おいしいお菓子のレシピを作りながら、楽しくフランス語を学ぶことができるでしょう。
フランス語を学ぶだけでなく、お菓子作りの知識も身につけることができるこの講座は、フランス語学習者とスイーツの愛好者にとって理想的な組み合わせです。ご自宅で学べるダウンロード形式なので、時間や場所に制約されずに学ぶことができます。
「お菓子のレシピから学ぶフランス語講座」に参加して、おいしい知識を手に入れましょう!フランス語の魅力とフランスのお菓子作りの楽しさを同時に体験し、自分自身を豊かにしませんか?ご参加をお待ちしています!