フランス菓子の基本の生地であるシュクレ生地の材料や道具、作り方を紹介します。シュクレ生地はタルト生地のベースやアントルメの土台として、クッキー生地としてもつかいます。
– パティスリーで用いられる生地の種類まとめ | フランス菓子ラボ
- 調理時間:13分
[フランス語名]
パット・シュクレ Pâte sucrée
シュクレ生地の材料
直径22cmのタルト型1台分
バター | 100g |
粉糖 | 80g |
卵 | 50g(Mサイズ1個) |
薄力粉 | 200g |
塩 | ひとつまみ |
バターは作成する30分ほど前に冷蔵庫から出しておきます。
粉糖はグラニュー糖で代用してもかまいませんが、粉糖のほうが生地に溶けなじみやすくなります。
必要な道具
- ボウル
- スパチュール
- スケッパー
- 作業台
シュクレ生地の作り方
シュクレ生地を手で作る場合のレシピを紹介します。
1. バターと砂糖を混ぜましょう
ボウルにバターとグラニュー糖を入れ、スパチュールでやわらかく滑らかになるまで混ぜます。
バターが固すぎる場合は、指をつかって混ぜてもかまいません。体温によってバターが温まり混ぜやすくなります。
砂糖がバターとしっかりと混ざり、ふんわりとしたクリーム状になるまで混ぜます。
2. 卵を加えましょう
ボウルに卵と塩を加え、スパチュールをつかって混ぜます。卵がバターになじまずスクランブルエッグ状になってもかまいません。というか、バターに水分である卵を加えると分離します。
4. 小麦粉と混ぜます
作業台に小麦粉を山になるようにおき、拳をつかって山の中央に穴をあけます。穴の周囲を小麦粉で土手になるようにします。
その小麦粉の穴に卵・砂糖・バターの液を流し入れます。
スケッパーを使い、小麦粉と卵液を切るように混ぜ合わせます。
生地をひとかたまりにします。粉っぽさが残ってもかまいません。
手のひらをつかって生地を台に数回(2〜3回)滑らせます。これをおこなうと、生地が均一になります。
やり過ぎてしまうと弾力がですぎて、生地が縮まってしまいます。ただ、生地の中にバターの塊が残っていないようにしましょう。バターの塊があると焼成中に溶けて生地に穴があいてしまいます。
4. 生地を冷やします
生地をラップに包み、冷蔵庫で1時間以上冷やします。シュクレ生地のできあがりです。
以上、シュクレ生地(パット・シュクレ)の基本の作り方でした。
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